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研究概要

GRAPEプロジェクトとは

研究の対象となる方は、膵がんに対する化学療法を受けている患者さんと、そのご家族です。

この研究で明らかにしたいことの一つめは、患者さんとそのご家族が、聞きたいことを医師にきちんと聞くための支援、「質問支援」が有効かどうかということです。「質問支援」として、わたしたちは「治療をはじめられた患者さんとご家族へー聞きたいことを医師にきちんと聞くためにー」という、患者さん・ご家族からよくある質問を箇条書きにした冊子を作りました。これを使っていただくことで、患者さん・ご家族が膵がんの治療と今後の生活について、聞きたいことを医療者にきちんと聞き、よく話し合い、理解を深めていただきます。この「質問支援」の有用性が証明された場合には、これを全国に普及させることができます。

この研究で明らかにしたいことの2つめは、「医師へのコミュニケーション・コーチング・プログラム」についてです。このプログラムは、患者さん・ご家族と医師の間に望ましいコミュニケーションを促すための医師向けトレーニングプログラムです。このプログラムによって両者のコミュニケーションがどのように改善されるかも調べています。

そして最後に、患者さん・ご家族と医師の間のコミュニケーションの改善が、患者さんの生活の質に良い影響を及ぼすかどうかを明らかにしたいと思っています。この研究により治療早期からお一人お一人の自由意思に沿った医療の提供を促す支援方法が実用化されれば、がん患者さんの心理的ストレスが低減し生活の質を向上させることができると考えています。

研究名   

膵臓がん患者・家族と医師の協働による価値観を尊重した意思決定を促進するコミュニケーション介入プログラム臨床的有用性を検証する無作為化比較試験

研究略式名   

医師とのコミュニケーションを支援する研究

研究費    

平成29年度日本医療研究開発機構研究費(AMED)革新的がん医療実用化研究開発事業

研究期間    

平成29年4月~平成32年3月

予定登録患者数    

予定登録患者数:300名(医師の行動のベースライン調査100名、割付後200名)、予定登録同伴者数:240名(医師の行動のベースライン調査80名、割付後160名)、予定登録医師数:20名

共同研究機関の研究責任者    

  • 国立がん研究センター中央病院   肝胆膵内科    奥坂拓志 HPリンク

  • 国立がん研究センター東病院    肝胆膵内科    池田公史 HPリンク

  • がん研究会有明病院        肝胆膵内科    尾阪将人 HPリンク

  • 神奈川県立がんセンター      消化器内科    上野誠  HPリンク

  • 東京女子医科大学病院       消化器内科    高山敬子 HPリンク